みなさんこんにちは、こんばんは。ゆうのです!
今回は教科書レビューの第二弾です!
前回予告した人体発生学講義ノートのレビューをしていきます!
本の紹介
著者は滋賀医科大学の前学長の塩田浩平先生です。
私の大学の発生学の講義ではこの教科書が指定されていました。
お値段は6490円でそこそこのお値段。
ページは全部で243ページです。
この教科書は部活の先輩のを借りて使っていたので私自身は持ってないですね…
今回はレビューのために大学の図書館で借りてきました。
初版は表紙が緑色、第2版は表紙がオレンジ色です。
金芳堂が出版していて、姉妹本に『神経解剖学講義ノート』があります。
いいところ
まずはいいところを見ていきましょう!
フルカラー
人体発生学講義ノートは全ページフルカラーです。
後述しますが、図や表が多いこの教科書。
すべてがフルカラーなのはとても見やすくていいところですね。
あとは、フルカラーだととっつきやすい感じがしませんか?笑
図表が多い
とにかく図や表が多いです。
たとえば、初版のChapter12 循環器系には、全18ページの中に図が21個掲載されています。
しかもフルカラー。
とてつもなくわかりやすくなっています。
まとめのページで効率UP
各Chapterの始めの2ページは、まとめのページになっています。
内容は
- 章の目次
- キーワード
- Summary
- Point
- タイムライン(右ページ)
です。
右のページのタイムラインと、Summary、Pointを読めば、その章の大まかな流れを把握できます。
突然細かい内容を勉強するよりも、最初に全体像をある程度知っておくと、
内容がスッと入ってくると思います。
さらにおすすめの勉強法は、各章がおわった後にキーワードを確認することです。
このときにキーワードの説明がしっかりできれば、その章の内容は完璧でしょう!
急いで内容を頭に入れたいときや、復習のときにも使えるこのまとめのページは秀逸です!
臨床的なつながりも
教科書の至るところにMEMOやTopicsといったものが配置されています。
そこではちょっと詳しい内容や、臨床とのつながりなどが書かれています。
正直このレビューを書くために4年生になって改めて読んでみたのですが…
非常におもしろい(interestingの方ね)です!
今読んでも読み物としてたのしめるので、
買っても損をしない感じがしていいですね。
(私が買っていないのは内緒…)
練習問題もある
各章の終わりには練習問題がついています。
これを使っても復習できますね。
よくないところ
次によくないところを見ていきましょう!
とはいってもよくないところはあんまり思いつかないんですが…
しっかりページ数がある
冒頭でも書きましたが200ページを超えています。
しっかり全部を読もうとするとけっこうな時間がかかります。
そんな人のために各章のはじめのまとめページがあるんでしょうけどね。
まとめ
以上になりましたがいかがだったでしょうか。
かんたんにまとめると、
カラーで読みやすく、しっかりやりたい人からさっとやりたい人まで対応できる優秀な教科書
です。
実際私はこの教科書を1周しただけで、発生学の試験はかなりの高得点でした。
とりあえず発生学を専門的にやりたい人以外は、この教科書をひとつ持っておけば安心でしょう。
ゆうの
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